「カラット」は大きさを示すものだと思われがちですが、厳密にいうと、宝石の「重さ」を示す単位です。カラットの語源は、地中海などで食用される、「カロブ(イナゴ豆)」に由来するといわれています。古来、カロブの実が宝石を取引するときの分胴として使われていたためです。
19世紀ごろまで、カラットの基準は国や地域によってまちまちでしたが、1907年のメートル条約の会議によって、「1カラット=0.2グラム」が世界統一の基準となりました。
カラットの下の単位には、「ポイント」があります。「1カラット=100ポイント」です。
カラットはもちろん、大きければ大きいほど価値が高いと評価されます。現在、最高のカラット数を示すダイヤモンドは、
1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見された原石で、なんと3106カラットを誇ります。カリナンダイヤモンドは、より大きな原石の一部であると考えられていますが、その残りの部分はいまだ発見されていません。
財産性を考えた場合には、小粒のダイヤモンドをたくさん使ったものよりも、中石にひとつ、大きなカラットのダイヤモンドがあしらわれたものを選ぶと良いでしょう。しかし、デザイン性を重視した場合は、もちろんこの限りではありません。
特に指輪の場合は、手とのバランスを見極めることが大切です。大きなものは確かに見栄えがしますが、普段使いにすることを考えると、フィット感のほうを重視することをおすすめします。小さなカラットでも、カットとデザインの技術によって、素晴らしい輝きを見せてくれます。
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