ダイヤモンドの品質をあらわすには、一般に「4C」と呼ばれる四つの指針が使われています。4Cは通常、「米国宝石学会(Gemological Instirute of America)」で定められたチャートによって表され、鑑定書に記入されます。しかし、これだけでダイヤモンドのうつくしさのすべてが表されるわけではありません。あくまでも「ひとつの目安」だと思ってください。
一つは「カラット(carat)」で、重さを示します。もちろん、重いほどグレードが高いとされます。
二つ目は「カラー(color)」で、ファンシーカラーダイヤモンドを除き、無色透明なものほど価値が高いとされています。
三つ目は「クラリティー(Clarity)」。透明度の基準のことです。完全に無傷で内包物を含まないものは「フローレス」と呼ばれ、非常に希少価値が高いとされています。
四つ目は「カット(cut)」です。これは人間の加工技術に関する評価ですが、他の三つの指針に、たいへん大きな影響を与えます。ダイヤモンドは磨かれてはじめて輝きを放ちます。加工の技術はダイヤモンドの命ともいえるほど重要なものです。
4Cについては、次項以降でひとつひとつ詳しく解説します。
高価で価値の高いもののことを「鑑定書付きの~」と表現することがありますが、鑑定書さえついていれば、価値の高いダイヤモンドなのかというと、けしてそうとは言い切れません。鑑定書はあくまでもデータを記述したものに過ぎないので、当然内容によって価値の高低があります。
鑑定書が付くか付かないかは、メーカーや販売店の方針によりますので、「鑑定書付きの~」という言葉だけに惑わされず、その内容をきちんと吟味して、わからないことがあれば質問してみましょう。質問に誠実に答えられない販売店は、残念ながらあまり信用できないお店だと思ったほうが良いでしょう。
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